お役立ち情報 2023.07.19
2023年7月20日~8月7日は【夏の土用期間】
暑い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
スーパーでうなぎの販売ポップが目に付くこの季節、うなぎの味を思い浮かべて食欲がわいてくる人も多いのではないでしょうか。
「土用の丑」の期間にうなぎを食べると良いということをご存知の方が多いかと思いますが、「土用」とは立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間を指し、土用の期間は年4回あります。
2023年の夏の土用は7月20日(木)~8月7日(月)で、8月8日(火)に立秋を迎えます。
土用期間中にやってはいけないことや食べると良いものなど、古くからの風習をご紹介します。
▼土用期間中に「やってはいけない」こととは?
①土を動かすこと
土用期間中は『土公神(どこうしん・土を司る神様)が支配する期間』と考えられていて、土用期間中は土を動かしてはいけないと言われていました。
具体的には〈土いじり〉〈草刈り〉〈草むしり〉〈地鎮祭〉〈建築の基礎工事〉〈造園〉〈穴掘り〉〈井戸掘り〉などです。
このような行為を「土動かし」と言い、土用期間には禁止とする風習がありました。土動かしを行うと、土公神からの祟りをうけて、災厄が身に降りかかると考えられていたようです。
②新しいこと
土用とは、それぞれの季節の変わり目の時期を指し、体調に気をつける必要がありました。医学が発達していない時代に暮らした昔の人たちが健康でいるために、季節の移ろいに合わせて生活を守ることが大切だったのです。そのため、土用期間には「新しいこと」は避け、静かに過ごしたほうが良いとされていたようです。
具体的には〈就職〉〈転職〉〈開業〉〈開店〉〈結婚〉〈結納〉〈新居購入〉などです。
③場所を移動すること
土用期間の移動の吉方位について、現在 風水と気学で意見が分かれているようです。しかし、昔から土用期間の移動は、どの方角も良くないとされていました。②の新しいことと同様、体調を崩しやすい・気持ちが不安定になりやすいことから、移動することは避け、静かに過ごしたほうが良いとされていたようです。
▼土用期間中、土を動かしてもOKな日がある!?
土用期間は1年のうちに18日間×4回もあるので、そのあいだに土を動かしたり、新しいことをじはじめたり、移動ができないとなると困りますよね。。。
実は土用期間中に「間日(まび)」と呼ばれる「土を動かしてもOKな日」があります。
間日とは、土公神が土を離れて、天上界へ行く日のことを言います。そのため、間日には土いじりをしても大丈夫とされているのです。
2023年夏の土用の間日はいつ?
夏土用の期間 ― 2023年7月20日~8月7日
夏土用の間日 ― 7月20日、7月21日、7月25日、8月1日、8月2日、8月6日
▼夏土用に食べるといいものは?
夏土用に大事にしている干支は「丑」。2023年の夏土用の「丑」の日は7月30日(日)で、「う」のつく食べ物 や 黒い食べ物 が良いとされています。
【 食べ物の具体例と効果 】
・うなぎ
脳の発達促進、視力低下予防、動脈硬化予防改善、高血圧予防、疲労回復
・うどん
エネルギーとなりますが、栄養が不足するので肉や野菜などと一緒に摂取してたんぱく質・ビタミン・ミネラルを補いましょう。
・瓜(きゅうり、すいか、かぼちゃなど)
免疫アップ、血圧上昇予防、血圧調整、むくみ解消
・土用しじみ
疲労回復、成長ホルモン分泌促進、脂肪燃焼促進、アルコール分解促進
・土用卵
動脈硬化予防、疲労回復、免疫アップ
・土用餅
(小豆)生活習慣病予防・改善、コレステロール・中性脂肪低下
夏の土用に良いとされる栄養価の高い食べ物を食べて、厳しい暑さを乗り切りましょう。
▼まとめ
土いじりや結婚、旅行、引っ越しなど、験を担ぐなら「間日」を選び、また、「う」がつく食べ物や青い食べ物を食べるなど、昔ながらの風習を取り入れてみて土用期間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
体調を崩しやすいこの季節、しっかり栄養と睡眠をとって健やかにお過ごしください。
わたしたちは百花百色
みんなの“幸せ物語”を
咲かせ続けます。
土地活用・相続対策などお気軽にご連絡ください。
電話受付時間 9:00~16:00 土曜 / 日曜祝日を除く